zoom+iPad でiPadが優秀なホワイトボードに。

zoomはzoom単体だけでなく、ほかのアプリや周辺機器と組み合わせることで、
より拡張されて便利に使えます。
今回はipadを使用したホワイトボードについて。

手元のiPadで記入した図表などが、zoomの画面共有に反映されます。

zoomにもホワイトボードはある

zoomの画面共有機能にもホワイトボードの機能はあります。
もちろん環境によってはこれでも良いのですが、
いろいろ不自由な点があるので、私は使用していません。

まず、使っているディスプレイがタッチパネルになっているPC、
またはipadでのzoomである必要があること。
しかも斜めになっていると書きにくいので、
机に水平に置く必要があります。
結果カメラが天井を向いてしまい、私の映像は常に天井が映し出されます。
そして相手の顔も見にくいので、とても話しがしにくい感じになってしまいます。

それを回避するためにホワイトボード用に別にipadを準備し、
ipadからもzoom会議に入る、という手段もあります。
この場合でも難点があります。

一つはzoomのライセンスの問題です。
おそらく、zoomを無料のライセンスで利用されている方が、
今でもたくさんいらっしゃると思います。
かく言う私も、その一人です。
私と相手と、もう一つipad、ということになると、
3人以上の会議という扱いになりますので、
無料ライセンスだと40分で打ち切られてしまいます。
40分以内でサクッと終了するような場面でしたらこれもありです。
しかし、もう一つ問題があります。
一人で二つのzoomを操作することになるので操作が煩雑なのです。
自分のPCで画面共有したいときはそちらで画面共有を行い、
またipadを画面共有したいときにはipadの方で画面共有の操作を行い・・
と、とても面倒な感じです。
実際にやってみましたが、不慣れなことを差し引いてもこれは複雑だな、という感じです。
zoom会議で思ったようにいかなくてマゴマゴしていると、かっこ悪い、
ということで、zoomのホワイトボード機能は、却下しました。

zoomの画面共有で、ipadを映す。

そこで登場するのが、zoomの画面共有でipadを映す、という手段です。
zoomを使用しているPCと同じwifiやローカルネットワーク上で繋がっているipadであれば、
PCのzoom画面共有から、
ipadやiphoneの画面そのものを共有することができます。

最初に、PCで通常通りzoomを立ち上げ、画面共有のボタンを押します。

そして画面共有の選択画面が出てきたら、
その中に「iPhone/iPad」というのがありますので、それを選択します。

すると「プラグインが必要です」というメッセージが出てきますので、インストールのボタンをクリックして、インストールを行います。

完了すると以下のように「次の指示に従ってください」という画面がでてきますので、この指示通り行います。

1.まず、PCとiPadを同じネットワーク上に乗せます。 
 同じLANや同じwifiにつながっていれば問題なくいけるはずです。

2.次にiPadで、「AirPlay」を立ち上げます。
 立ち上げ方は、iPad画面の右上の隅から下方向へスワイプです。

3.AirPlayを選択すると「画面ミラーリング」というものが出てきますので、
 PCの画面に出ている「3.選択 ○○」の○○と同じものを選びます。

するとPC画面にお手元のiPadの画面が映りました。

DSC_0697

結構鮮明に写ります。
ipadの画面そのものを共有しているので、
iPadに写っているものがそのまま表示されます。
これであとはiPadでホワイトボードに使えるアプリを立ち上げれば、
こちらの書いているものが相手方にそのまま見えます。
画面共有ですから、当然相手方は書き込みできません。

個人的にはGoodNoteがオススメ

ホワイトボードに使用できるようなアプリはいろいろあるかと思いますが、
私は「GoodNote」を使用していまして、オススメです。
以前、プロジェクタをホワイトボードにする方法をブログで書いたときにも
紹介させてもらったアプリです。

新規でノートを作成するときに罫線付きなど複数の様式を選べます。
また、ノートでの編集画面では、
指でピンチすることで拡大縮小ができます。
これもzoomのホワイトボード機能ではできないことですね。
拡大してから記入することで、結果として小さい文字や図が書けるので、
ページ全体を広く使うことができます。
そしてページがいっぱいになったら、ページ自体を追加することもできます。
また、PDFなどを開いてその上に書き込むこともできます。
そうやって記入されたページをそのままメールやチャットワークなどで
PDFとして送ることができるので、
書いたものを即座に相手に届けることもできます。

zoomでなくリアルな現場でホワイトボードを使用すると、
相手に写真を撮ってもらったりする必要がありますから、
これはリアルな現場でも、ホワイトボードを使わず、
iPadで書いたものをプロジェクタに映す方がなにかと便利です。
うちの事務所の会議室は壁面がホワイトボードになっていますが、
今となっては不要なものとなりつつあります。
見た目おしゃれなので、そのままでも構わないのですが。

アプリについては、実際に使っていただくのが結局一番かなと思います。
無料アプリではありませんが、安いものですから一度実際に使ってみてください。

以上、最後はzoomの話しからはそれてしまいましたが、
zoom+iPadでのホワイトボードの使い方でした!

タイトルとURLをコピーしました