ぎっくり腰と働き方。

ぎっくり腰を発症しました。
一昨日、朝起きたときから痛くなり、昨日朝起きたらそれが激痛に変貌していました。

 ※今日の内容の前半は、医者でもない人間による考察ですので、
  あくまで参考としてとどめていただき、
自己責任によりご判断くださいますようお願いします。

私の症状

ぎっくり腰というのは、急激に訪れる腰痛の総称で、
なにか特定の傷病名ではありません。
そして今でもなぜそうなるのか、ということはわかっていないそうです。
これだけ多くの人が発症し、
これだけの痛みであるにも関わらず原因がわからないって・・
人間の体ってなんと奥深いものでしょう。

そしてぎっくり腰ですが、
通常は何か重いものを持つなど急に負荷をかけたときに
ガクッとくるものがよく知られていますが、
私のように、
「朝起きたらぎっくり腰」
ということもあるようです。
そして発症時が痛みのピークで、
そこから改善に向かうのが一般的なようですが、
私のように発症後に悪化する、
ということもあるようです。

生まれて初めての経験で、痛い痛いとは聞いていましたが、
ここまでとは、といった感じです。
どうやったら一番痛くなく、負荷がかからないように歩けるのか、
考えながら歩いていると、結果として
HondaのASIMOみたいな歩き方が
一番楽であることがわかりました。
これが一番左右にぶれることなく
安定して歩くことができるからです。
あくまで、私の場合ですが。
ASIMOがなんであんな歩き方なのか、わかったような気がしました(笑)。

西洋医学との付き合い方

さて、昨日の朝からそれほどの激痛を覚えたわけですが、
どうしても京都に行く用事があったので、
朝から整形外科へ行きました。
目的は二つ。
・ぎっくり腰とは別の何か重篤な病気でないか確認
・痛み止めの入手

私は性格的に病院に行く前に、
自分なりに相当情報収集して
自分が何の傷病になっているのか、判断をします。
お医者さんからしたらイヤな患者さんかもしれません。
結果として問題ないであろうものと考えられても、
それはあくまで自己判断に過ぎず、
もしそれ以外の重篤なものだったら困るので、
その確認のために病院に行きます。

結構、勘違いされてる方も多いと思うのですが、
病院に行って結果として行われることは
「対処療法」であることが多いのです。
『西洋医学では根本治療することが難しいので、
 症状に合わせてその症状を極力抑えこみつつ自然治癒させる』
ということですね。
私の経験上に過ぎませんが、
特に整形外科はこういう結果であることが多いように思います。
ですからそういう意味で、治癒することを期待して整形外科に行くことはありません。

ただ、もし放っておいたら大変なことになるようなものであったら困るので、
その確認に行く、といった感じです。

もちろん、内科的外科的処置で根本治療できるものもたくさんありますので、
西洋医学を悪く言っているわけではありません。
逆にこういう部分に関しては、西洋医学は本当に偉大だと思います。
ただ、病院に行った結果として行われる処置が
根本治療なのか対処療法なのか、
それは把握しておくべきことかと思っています。

薬は極力もらわない

今回病院に行った目的の2つ目は
「痛み止めの入手」です。
これは先ほどの根本治療なのか対処療法なのか、
ということに関わる話しですが、
基本私は対処療法の場合の薬は
必要以上にもらわないようにしています。

なぜなら、そういった薬は、それで治るわけではなく、
治るまでのしんどさや痛みを緩和することが目的だからです。

普通に我慢できる体の違和感で整形外科に行っても、
必ず湿布薬が処方されたりします。
なので私は、
「これで治るわけではないですよね?」
と一応確認したうえで、
治らないのであれば、もらいません。

熱が出て病院にいったときに、
解熱剤を処方されそうになっても、
普通に問題なく我慢できるレベルであれば、もらいません。

だってもらっても意味がないですから。

痛みは
「その動きをしてはいけない」
という体の信号でしょうから、
あえて痛みを抑えて体が動きやすくするのは、
体にとって良いことだとは思えません。
スポーツ選手ではありませんし。

発熱も、
熱をあげることで免疫力を高め、
ウィルスや細菌との戦いに打ち勝つための自然な反応ですので、
わざわざ熱を下げて、
ウィルスに有利な状況にもっていく必要はありません。

あくまで
「痛くて我慢できない、眠れない」
「高熱でしんど過ぎて我慢できない眠れない」
といったときに必要とするべきものなんじゃないかな、
と思っています。

過剰に薬を飲んで薬漬けにすることは、
体にとっていいこととは思えません。
そして必要のない薬を受け取ることはお金の無駄ですし、
健康保険の無駄遣いです。

ただ今回は、本当に痛くてどうしようもなかったこと、
そして自宅に痛み止めがなかったことから、
痛み止めを入手するということが、
整形外科に行った主な理由でした。

仕事ができる素晴らしさ

新型コロナからこっち、
極力事務所から動かなくても仕事ができる環境を意識してきました。
昨日は京都にいく必要がありましたが、
今日の仕事は来客が一件とzoom会議が一件です。
事務所内でのちょっとした移動で仕事が完結できるおかげで、
今日のようなぎっくり腰で身動きが取りにくいときでも、
通常通りの仕事を提供することができます。

来客の分も、近い将来zoomに切り替えていくことができれば、
よりお互いにとって良い環境になるのではと思っています。

もちろん経営は現場で行われていますから、
たまに顧問先の会社を訪問して、
いろんな状況や空気感を確認することは大切です。
でも毎月の打ち合わせでは、
お互い動かない方が生産性が高いことは間違いありません。

今後も様々なIT環境が進化し、
経営を取り巻く環境はどんどん変化していくことだろうと思います。
こんなときに経営者が
「ITは苦手だから」
と目を背けることは、現在地から変わらないようでいて、
相対的には後退を意味します。
だからこそ小零細企業の経営者は
自身の好き嫌いにかかわらず
この世界にもしっかりアンテナを張って、
有用性の高いものはどんどん取り入れていきましょう。
実験的でもいいので。

大企業はこういった部分にとんでもないお金をかけることができるので
優位性があるようにも思えますが、
いろいろなコンプラインスやセキュリティに過度に縛られたりしていますから、
フットワークの軽い小零細企業だからこそ、
柔軟に取り入れられることも多いでしょう。

まだまだこれから、
きっと面白い世界が広がっているだろうと思います。

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