日本代表、おめでとう!!

ついさっき、日本VSスペイン、終わりました。
結果は2対1の勝利!!
もう今日は、ブログ書いてる場合じゃないですよ(笑)。

しかも、ドイツ、スペインというワールドカップ優勝国が2つ同居するグループで首位突破。
これは全く想像していなかった絵面です。
今回の目標はベスト8。
「新しい景色を」と気勢をあげていましたけど、
グループリーグでドイツとスペインに逆転勝ちするという、
これはすでに新しい景色ですね。

すいません、あきらめてました。

この試合、あきらめていたのは日本のサポーター側だったと思います。
私も「応援するけどきっと無理だろうな」と
勝って欲しい気持ちはあったけど、
心の奥底で少しあきらめていました。

でも日本代表チームは勝利をあきらめていなかったし、
勝利を信じていた。
これは本当にすごいことですよね。
「あきらめたらそこでゲーム終了」ということを忘れていました。
安西監督すいません。

役割の明確さは大切。

私は基本、自社がパートナー企業をしている奈良クラブの試合をたまに見るほかには
日本代表の試合くらいしか見ない「にわかファン」ですので
サッカーの見方に関しては完全に素人以下なのですが、
この3試合を見ていて、
それぞれの役割が明確かどうか、というのが組織に与える影響の大きさ、
というものを改めて感じました。

これはサッカーのようなリアルタイムでスピード感のある組織だけでなく、
会社でも同じことです。

経営者やリーダーの仕事というのは、
「部下を通して、成果を上げる」
ということです。
それは、成果をあげるためにどんな仕事が必要で、
その仕事を誰に割り当てていくか、
ということだろうと思うのです。

それが明確になっていないと、
その組織のメンバーは、自分がこの組織の中で
どんな役割を果たして貢献すべきかわからないので、
同じ仕事をしていたとしても全く成果は変わってきます。

「この仕事の全体像はこうなってて、
 あなたにはこの仕事を割り振るから、
 全体のためにこういう成果を期待するぞ。
 頼んだぞ!」

これを正しく伝えることができるか。
これがリーダーの果たすべき仕事の一つです。

こうやったら勝てるんだ、というイメージ

今回の日本代表、ドイツ戦にしてもスペイン戦にしても、
「こうやったら勝てるんだ」
というチームの方向性と、その具体的手段が明確で、
それがチーム全体で共通認識として持てていたんでしょうね。

だからこそ、勇気を持って、勝てると信じて、
全力を尽くすことができたのだろうと思います。

「勝てるぞ!勝てるぞ!」
という気持ちだけでは勝てません。
もちろんそういった精神論・根性論も大切ですが、
それを心の底から信じることができる力は、
それが実現できるイメージが具体的に湧いてこそ、です。

会社の目標を立てる時にも同じこと。
「これだけの売上をあげて、これだけの利益を出すぞ!」
ということに対して、具体的に、
こんな仕事をこれだけすれば、必然的にこの成果につながるでしょ、
ということが見えていなければ、
その目標に対して納得感も生まれませんから、
それが達成できることを信じて行動することができません。

ですから、目標だけでなく、
その実現のための具体的方針・戦略・戦術・行動・
そしてその行動量というのが明確になっている必要があるのです。

みなさん12月に入って、そろそろ人によっては、
来年の目標とかを定める頃合いかと思います。
ぜひ、ただ目標を定めるだけでなく、
そこまでの具体的なロードマップを描いていただけたらと思います。

サッカー日本代表の、グループリーグ3試合を見て、
経営に絡ませながら感じたことでした。
改めて、日本代表、本当におめでとうございます!
目標のベスト8に向けて、応援しています!!

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