Apple 「air tag」

最近見つけて購入したアイテムで、
「air tag」というものがあります。
早速役に立ったので、ご紹介。

探さないために、失くさない。

私は、自分への自戒を込める意味と、
日頃ついついやってしまうことをやらないようにするため、
「やらないことリスト」というのを作成し、
これを朝のルーチンで毎日眺めるようにしています。

その中に「ものを探さない」
というものがあります。
ものを探している時間というのは非常にもったいないので。

しかし失くしてしまったものは
探さないわけにはいきませんから、
現実的には「探さない」というのは、
「失くさない」
ということになります。

私はもともと割と忘れ物の多い人ですので、
いろいろ工夫をして失くさないようにしています。
それでもやっぱり、失くす時は失くします。
これは誰にでもあることだろうと思います。

そんなときに、
「こういうものがあったらいいのにな」
とずっと考えていたものが、ありました。
その名も「air tag」
Appleの商品です。
なんで今まで気が付かなかったんだろう。

「air tag」とは

air tagとは、それを失くしたくないものに付けておけば、
今それがどこにあるのか、その場所を教えてくれる、
という便利なものです。

こんなのです。

直径は約3cmあまり。厚さは8mm程度です。
重さは、私個人的にはほとんど気になりません。

購入後、自分の持っているiphoneやipadなどに近づけて
絶縁体を引き抜くと自動的に同期がとられて、
基本的にはこれだけで設定完了です。

するとiphoneなどの「探す」というアプリを立ち上げると、
地図が表示されて、そのair tagをつけているものがどこにあるのか、
場所がわかるのです。

ただ、場所がわかっても、その上に何かが被さったり、
どこかの隙間に落ちたりして見えないと、みつからないですよね。
こんなときには「探す」アプリで「サウンドを再生」というボタンを押すと、
air tagが「ピロロロ」と音を発してくれます。
そして、はい発見!
これは便利。

よく失くしてしまいがちだけれども、失くしてはならないもの、
例えば車のカギとか、スマホとか、
そういったものに取り付けたり、
財布であれば、中にポイっと入れておきます。
カギに取り付けるための専用キーホルダーなども売っています。

どのようにして場所を特定しているかというと、
air tag がその近くにあるiphoneなどのapple製品のblue toothを通して、
その情報をapple社が収集して伝える、という仕組みのようです。
人様の所有物を通して場所を知る、という面白い仕組み。

ということは周囲に人がいないようなところで紛失した場合には、
それは厳密には「今ある場所」ではなく
「自分の持っているiphoneなどのapple製品とblue toothでつながっていた最後の場所」
となります。
ですから人通りのないところで落としてしまうと、
それはなかなか発見が困難、
ということにはなるようなので、要注意です。

早速救われた。

私がこの商品を発見して購入したのが4日ほど前。
「これは面白そうだな」と思ったので、
何に取り付けるか、特に決まってませんでしたが、
3千円程度ですし、とりあえず一つ買ってみよう
という感じで購入しました。

どうしようかと考えて、
とりあえず入れやすいので財布にいれて、
いろいろ実験して、
「おお、これは面白い」と思っていたのですが、
実はいきなり役に立ちました。

今朝、かばんの中を探しても、財布が見つからなかったのです。
家を探しても、車の中を探してもみつからず。
その時、
「ああ、air tagつけてるのに、何探してんだ」
と思い出して、ipadで「探す」アプリを立ち上げ。

どうやら自分のいる場所から10m内の範囲にあるとのこと。
しかも同期が2分前。
ということは間違いなく家にあるか、車にある。

可能性としては車かと思ったので、
車の中に入って、「サウンドを再生」ボタンをポチリ。
するとなんと、音が車の外から。

昨日車で帰ってきて、降りたときに
なにかのはずみで地面に落としてしまっていたのです。

これはair tagがなければ、
みつけるまでに相当難航していたと思われます。
車の周囲に落としている、ということよりも、
その前に行っていた場所とかお店とか、
そんなところを疑って、電話しまくることになってたかもしれません。

そんなわけで、いきなり救われました。
とても便利なアイテムですので、
iphoneまたはipad、またはmacユーザーは
ぜひ一度試してみて損はないかと思います。

Androidだけしか持っていない人は、現状使えませんのでご注意を。

あと、iphoneしかもっていいなくて、iphoneと一緒になくしてしまうと、
当然、どこにあるのかわかりません。
だれかのApple製品を拝借して自分のApple IDで同期することで
解決できるかもしれませんが、やったことないのでわかりません。

私はipadのほか、ipad miniもmac bookも持っていますので安心です。
流石にこれら全部一度に失くすことはなさそうですから。

タイトルとURLをコピーしました