腕時計をしない理由。

私は全く腕時計をしません。
それにもいろいろ自分なりの理由があります。
apple watchが登場したときには、
そのカッコよさと利便性に惹かれて
「やってみようかな?」と一瞬考えましたが、
結局していません。
ということで、私が腕時計をしない理由について。

かつては、懐中時計を持っていたこともありました。

ジャマでしかたがない。

まずはこれ。
ジャマでしょうがない。
気になってしょうがない。

私の父親は、
それこそ寝ているときにも腕時計をしているような人で、
私もずっとやっているとそうなれるのかと思って、
20代前半のときに
しばらく続けてみたことがありました。

しかし結果として、いつまでたっても慣れませんでした。

腕時計をつけない理由はいろいろあるものの、
結局はこれが大きな部分を占めています。

「腕時計をするにも、才能がいるんだ」
と感じています。

持ち物を増やしたくない

基本、出来る限り持ち物は増やしたくない人間です。
しかし、「いろんなことにチャレンジする」という精神のもと、
気になったものは買って経験してみる、
ということを意識的にやっていますので、
油断すると、物が増えます。

原則一つ何か買ったら、
一つ捨てるなり差し上げるなりする、
という意識でやってはいますが。

ですから、自分にとって価値がそれほどないと感じるものは、
極力これ以上持ち物を増やしたくない。
断捨離ではないですが、
そろそろ少しずつ持ち物を減らしていこうと考えていますので、
持ち物が増える要素は、
できるだけ少ない方がいいのです。

ということで腕時計は買いません。

これ以上の進化を遂げるとも思えないので、
敢えてその機能を追いかけないといけないツールだとは思っていませんし。

お金の使い先が減る

人間、小金がたまると、
それで何かステイタスになるようなものを
買いたくなります。

それが車であったり、時計であったり、豪華な家だったり・・
めちゃ興味があって、好きでしょうがない、
という場合は別として、
そうでもないのにこれらにお金を使うことは
無駄でしかありません。

時計を身につける習慣ができてしまうと、
ステイタス、ということではなくとも、
多少良いものを身につけてしまいたくなるだろうと思いますので、
それなら最初から身につけない、
というふうに考えています。

ある投資家さんで、
「時計には興味がないけど高級腕時計は買う」
という人がいました。
天災とかで今すぐ逃げないといけないときに、
「ガッ」と一つかみで何千万円とかになるのは時計か宝石くらい、
ということで、腕時計を持っているそうです。

確かにお金は持って出られないですし、
金(きん)も意外と大きさも重量もあります。

ですから、その発想は面白いな、とは思いましたが、
そもそもそんなお金をもってませんので、
今の私には不要な発想です。

正直、必要ない

今はスマホがないと何もできない時代になっています。
現金よりもスマホが便利。

そしてスマホには時計がついています。

ですから、
「いつでも時間がわかるツール」
としての腕時計は、
少なくとも私には全く必要ないのです。

必要ないのであれば買わない・持たない。
非常にシンプルな話しですよね。

腕時計をしなくてもいい生活に

そして最後にこれ。
今はまだ、わりと時間にしばられた生活をしていますが、
ゆくゆくは、
可能な限り時間にしばられず生きていけるように、
と考えています。

特に私は、ゆったりしているのが好きなくせに、
気が付いたら、時間に余裕がない日々を過ごしてしまう、
という性格です。
だからこそ、時計のいらない生活を目標にしておかないと、
生涯、時間にしばられた人生になってしまいます。

仕事は継続いているとしても、
時間についてはもっとアバウトに生きていけるようになるのが、目標。
ですから、その目標を忘れないためにも、
腕時計をしないようにしています。

私たちは、気が付いたらいろいろ詰め込んでしまって、
細かく時間に追われる生活をしてしまいがち。
しかしゆったりした時間の中で生活することが、
本来のあるべき姿ですし、
そこにこそ豊かさというものがあるように思うのです。

だからこそ、腕時計はしないのです。
今後もすることはまずないでしょう。

もし私が腕時計をしているところを見かけたら、
それは上記の理由を凌駕する何か大きな理由があったのだと思いますので、
ぜひ声をかけていただきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました