モーニングページ、初日。

今年の1/1の記事でも触れた、モーニングページ。
その一発目を今日やってみましたので、その具体的紹介と感想を。

久しぶりの写真アップ。

モーニングページとは

モーニングページとは、
「ずっとやりたかったことを、やりなさい」という本で紹介されている、
自分の創造性を高めるために行うツールの一つです。

この本、題名だけをみると単なる自己啓発本に思えますが、
「どうやったら創造性が高い自分になれるのか」
という具体的なノウハウを教えてくれる本です。

原題が「The Artist’s Way」ですから、
実際にアーティストの頭の中で行われていることと同じようなことが
自分の頭の中でもできるようになりましょう、
ということなのだろうと思います。

さてこの「モーニングページ」、具体的にどのようなものかというと、
3ページほどの手書きの文章で、
意識の流れのままに書き綴るものです。
とにかく思いついたことを何も考えずにノートに書き出していく。
作者はこれを「脳の排水」と表現しています。

これ自体が芸術的な行為ではなく、
この作業を通して、自分の中にあるつっかえ棒のようなものを排出するのが目的で、
あくまで、自分の中の純粋なものや自由なものが生まれる環境を作るためのもの。

ちなみに作者はこのモーニングページを、10年間続けているそうです。

モーニングページのポイント

・何を書いてもいい。

「脳の排水」が目的ですから、とにかく書くことはなんでもいい。
これが大きなポイントです。

今書いているブログのように、
どんな文章にしよう、とか考えなくてもいい、
というか考えてはいけない、というレベルです。

頭によぎることをとりとめなく、ただ流れ出るままに書く。
それがどれほど汚いこと、卑劣なこと、愚かなこと、バカバカしいことであったとしても
その垂れ流されるものをそのまま書いていきます。

書くことがなければ、「何も思いつかない」という言葉を
繰り返し何度も何度も書き続けてもいい。
それほどまでに、何を書いてもいい、というのがポイントです。

・A4ノート3ページ

書く分量は、毎日A4ノート3ページ分です。
みなさんあまりA4のノートって目にしたことないかもしれません。
これって結構大きいですよ。
特に見開きにしてみたら、なかなかに広大なエリアです。

ここにビッチリ、とにかく思いついたことを書いていくのです。
しかも3ページ。

「ゼロ秒思考」の本にも記載されていましたが、
こういうノウハウ本って、作者が自分で試行錯誤をして
最終的に辿り着いたノウハウですから、
書いてある通りに実践してみることが大切です。

前述のように本当に何も書くことがないのであれば、
「何も思いつかない」と3ページびっしり書く。
そういうことです。

自分で「2ページでも効果あるだろう」とかしない。
3ページと指定されているからには、
3ページ書くことに意味があるのです。きっと。

A4ノート3ページ、結構時間がかかります。
私が毎日のブログ作業を少し緩める決断をした意味が
わかってもらえると思いますw。

・人には見せない。自分も振り返らない

これは脳の排出ですから、相当汚いものも垂れ流されます(笑)。
ですから、到底人に見せられるものではありませんし、
人に見せることを前提にしてしまうと、人って自然とカッコつけてしまいますので、
モーニングページのそもそもの目的を果たすことができません。
ですからこれは人の目に触れないところにこっそりしまっておきます。

そして最初の8週間は自分でも振り返らないことがルールです。
しかし9週目以降振り返ることになりますので、捨ててはいけません。

かなり爽快

さて、今朝はじめてこの「モーニングページ」をやってみたわけですが、
いやいや、垂れ流しましたよ、朝から1時間。
前向きなものも、後ろ向きなものも、
キレイなものも、汚いものも(笑)。
これは人に見せないだけでなくて自分も振り返らないのは確かに大事ですね。

かかった時間、正確に計るのを忘れましたが、
たぶん1時間くらいです。
こんなに字を書き続けたのって、いつ依頼でしょう?

それにしても頭の中が爽快です。
まさに排水。
余計なつっかえが流れ出て、頭の中が高回転しているのが
わかります。これは爽快。今だけでしょうが。

ただ1時間かかるものなので、
時間的に余裕のあるときには問題ありませんが、
余裕がないときには、苦行になりそうな予感も若干します。

ひょっとしたら余裕のないときこそこの「脳の排出」で
スッキリするのがいいのかもしれません。

でも初めての経験で体が敏感に反応しているだけで、
徐々に慣れてきたときにはこれほどの爽快感は感じられないかもしれない。
そしてモーニングページ自体はこの本のカリキュラムの
ほんの入り口に過ぎません。
そんな意味でまだ完全にオススメできるかどうかはわかりません。

とりあえずこのカリキュラムは3か月ですので、
敢えて税理士業務の忙しい3か月の早朝、
モーニングページにいそしんでみようと思います。

初日の感想としては、「これは思った以上の解放感」。
明日も垂れ流します。

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