今日のブログは、
「売上があがらない」
「あの会社はあんな儲かるのに、なんでうちは」
「景気が悪い。国のせいだ」
とか文句ばかり言って動かない皆さまへ。
ちゃんと行動できている人は、問題ありません。
本当に、やっているのか
時々、
「売り上げがあがらない」
「売り上げが落ちていくのが怖い」
とかいうことをおっしゃる経営者がおられます。
こういった経営者のほとんどは、私の経験上、
売るための努力をしていないように感じています。
「そんなことないよ！」
「毎日必死でやってるのに何てことを！」
という声をあげる方もおられるでしょうが、それでは、
「では具体的に売上をあげるために、どんな行動と工夫をしましたか？」
と問いかけると、
それに対して即座に回答できないのではないかと思います。
つまるところ、
売上を上げるための努力をしていない、ということです。
売上はシンプルなものです。
既存の商品があるなら、
その商品はどんな人に喜んでもらえるのか、考えて、
その存在と価値が、その人に届くようにするためにはどうすればいいのか、考えて
それを実行に移す。
ただこれだけです。
営業が苦手？
「営業が苦手だから・・・」
という声もよく聞きますね。
経営者自身からは「苦手」という言葉は
あまり聞きたくありません。
やらなくてもいいことに対して「苦手だから」として
戦略的にやらないのはいいことですが、
やらないといけないことを苦手だからやらない、というのは
論外です。
社員さんに仕事を依頼したときに
「苦手だから」といってやらなかったら、
それは職務放棄ですよね。
で、経営者としてめちゃ腹立ちませんか？
それと同じことを言っているのだという認識を持ちましょう。
目立ちたくない？
商品を売ろうとするならば、
一定の発信力は必要です。
そしてその時には、
自身や自身の商品・サービスの特徴や価値が
きっちり相手に伝わるようにしなければなりません。
そこにあなたの商品がある、ということが
消費者に伝わらなければ、
その商品がどれほど価値のある優れたものであったとしても、
その存在に気が付いてもらえないわけですから
売れるはずはありません。
だから発信力が欠かせないのです。
たまに
「目立ちたくないから・・」とかおっしゃる方もおられますが、
それは全く心配いりません。
ちょっと発信したくらいで、そんなめったにバズるものではありませんし、
雑誌に取り上げられるわけでもありませんし、
テレビの取材が来るわけでもありません。
まぁ本当はこうなるくらいでちょうどいいわけですが。
人生も売上も、トライアンドエラー
「そんなこと言ってもどうやったらいいのか、わからない」
ということかもしれません。
しかし今時、ネットで調べれば、
そんな情報はヤマのように落ちています。
そしてほとんどのことは、
それほどお金をかけなくてもできることですから、
とにかくやってみましょう。
どんな優れた経営者やコンサルでも、
100％うまくいく方法を知っている人はいません。
結局はトライアンドエラー。
まずは調べてみて、やってみて、それから考えるのです。
そんな中で、ダメなことを続けるのではなく、
ダメだったらなぜダメだったのかを考えて改善し、
それを繰り返してもダメだったら、やめてしまって、次これやってみよう！
でいいのです。
そしてうまくいったら、それはそれで放置しないで、
なぜうまくいったのか、ということを考えて、
また再現できるようにするのです。
先ほど「情報はヤマのように落ちている」と書きましたが、
変な情報商材に引っかかるのはやめましょうね。
お金をかけることが努力ではありません。
逆にこれは、自分で考えたり工夫することを放棄して
それをお金で解決しようとしているだけだと理解しましょう。
調べたうえで、まずは自分の頭で考えようとすること。
そして考えるだけでなく、実行に移すこと。
最終的にはこの行動力がものを言います。
安値販売だけは、いかん。
今日のブログは、とにかく売上をあげる、ということを
煽るようなタイトルになってしまいましたが、
ただ、安売りをして売上を伸ばそうとすることを考えるのはやめましょう。
これについてはこのブログ内でも何度もお伝えしていますが、
安値販売は、売上を伸ばすかもしれませんが、
利益は残らず、却って疲弊してしまいます。
安売りは工夫でも努力でもありません。
むしろ自身の商品価値を貶めている行為です。
自身の商品の価値をいかに、
その価値を理解してくれる人に届けるのか。
そこを意識してトライアンドエラーを重ねていきましょう。
先ほどもお話しした通り、
ダメだとわかっていることを続けてはいけません。
安売りしていて忙しいばかりで儲からないのがわかっているのであれば、
何も考えず同じことを繰り返すのではなく、
ちゃんと調べて、
ちゃんと考えて、
ちゃんと工夫して、
別の売り方を模索しましょう。
何度も言いますが、結局はその行動力、あるのみなのです。
