かくすれば かくなるものと 知りながら・・・

今頃は血反吐を吐くほどに忙しい日々を送ることになっているだろうという覚悟をもって取り組み始めたことが、企画段階で私が関わらないことになったため時間ができて、逆に内心少しホッとしている未来創造マネジメント・umayado townの谷口です。
#地域活性化における、地域の論理ってむずかしい。

今回のブログ、日曜日にアップするはずが、最後のツメができていなくて今日のアップとなってしまいました。

何度かこのブログで取り上げたことがあるかないか思い出せないですが、「まほろばくらぶ」という私が地元の奈良で参加している読書会のようなものがあります。
2か月に一回開催され、その時の座長として指名された人が自身で課題図書を決め、その課題図書について座長が解説をしたり自分の思いを語ったりする、というものです。
そして参加者は原則事前にその本を読んで参加し、順番に自身の近況を踏まえて感想を話します。
土曜日にその読書会に参加してきたのですが、今回の課題図書は「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」。
私の尊敬する人のうちの一人です。なぜかプロフィールの「尊敬する人」欄に書き忘れていたので、先ほど追記。
改めて刺激をいただいたので、昨日感じたこと・考えたことを。
こんなブログ程度で語り尽くせる人物ではありませんので、吉田松陰のことをよく知っている人にとっては浅い浅い内容です。ご了承ください。

考えすぎるより、まず動け!

最近のブログでもわりとしょっちゅう書いていることですね。
この読書会を主催しくてださってた故 立花之則先生から「感即動」という言葉で私の心に刻まれているものでもあります。
とかく人はいろいろと考えてはいるけれども、考えてばかりで実行に移すのが遅かったり、もっと言うと実際に行動に至らない人が多いです。
そして現実としては、大半の人間がこうだと思います。
「すぐに実行する」というのは言葉にするのは簡単だし、誰もが「その通りだ!」と考えるものですが、実際にそれを体現するのは難しいですよね。

あれこれ想定して、考えることは大切です。
でも基本はいつも書いているとおり、スピード感が大事。
考えてばかりで動かないのではなく、考えたらまずは決めて、決めたらまずは動き始めないと、です。
考えて動かないのは、結果として考えていないのといっしょ。

もちろんそれを実行すべきかどうか、というところは慎重に考えるべきです。場合によっては後戻りできなくなりますから。
でもやると決めたらウダウダ考えるのはやめて、まずは一歩目を。
この一歩目が大事で、こうやって動き始めたらそこからは動かざるを得なくなるので、自然と二歩目からは進んでいくもんです。

そして正確には「考えるのをやめて動く」のではなく、「動きながら考える」のです。
ただ何も考えず動くのは、これはこれでやっちゃいかんことです。
動くと何某かの結果が生まれます。そしたらその結果をちゃんと分析して、次の行動を決めたり動き方を補正したりして、また次の結果を生み出していきましょう。

失敗を恐れない!

これは先ほどの「考えるより、動け」というところと繋がる部分でもありますが、めちゃ大事なことです。
特に経営者にとっては。
あと人生を少しでも充実したものにしたいと思っている人にとっては。

本当にいろんな偉大な人が言っていることですので、今さら感も満載ですが、それでもやっぱり失敗は恐れてしまうので、定期的に自分自身に問いかけないといけないですね。
基本、人間なんて失敗する生き物です。
なので失敗することは前提みたいなもんです。
失敗を恐れていると結局何もできなくなってしまうので、とにかく実行して失敗して、それから考えようという話しですね。

これも失敗についてよく言われることですが、
「失敗したとしても、そこであきらめなければ失敗ではなく、成功への過程だ」というのは本当のことですし、
「失敗したとしても、『それはやってはいけないことだ』ということがわかったのでそれは失敗ではない」というのも本当のことです。

大切なのは、手をつける前に「これ、失敗したら、どんなことになるんやろ?」という想定をちゃんとしておくこと。そして失敗したあとのリカバリー。
想定段階で失敗の結果立ち上がれないようになるようなことは、いかに「失敗を恐れない」と言ってもそれは単なる蛮勇であって、基本やっちゃいかんこと。
そして失敗した後には過ぎたことにクヨクヨするのではなく、その失敗を全力でなかったものにして、さらに「この失敗があったからこそ」という次なる成果に向けて動き出すのが吉、ですね。

覚悟を持つ!

今回のタイトルがその一部の切り抜きなのですが、吉田松陰の有名な句で、
「かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂」
というものがあります。
私の好きな、言葉です。
現代語訳するまでもないと思いますが、
「このようなことをすれば、こんな結果に陥ってしまうことがわかっていながらも、私の大和魂にどうしても突き動かされてしまうのです」
だいたい、こんな感じでしょうか。

先ほど、経営者に失敗はつきものだから恐れてはいかん、というような話しをしましたが、やっぱり失敗は怖いですし、リカバリーが可能だとしても失敗したときには一定のダメージが伴いますから、その想定されるダメージが大きいほど、経営者には覚悟が問われます。
それでも経営者は残念ながら、その覚悟を積み重ねる必要があります。
そしてその動機がやましいものではなくて、それが将来的に社会のため・社員のためにつながるものであるならば、多少リスクが大きいとしても、そこに「やむにやまれぬ」と思いをもって覚悟をもってダイブする。
そんな覚悟が経営者には求められるんじゃないかと思います。

最近も私、本当にこんな境地に至り、とある事業の立ち上げに心と時間を砕いてきたのですが、最終的には若干ハシゴをはずされる形となってしまいました。それが今回のブログ冒頭の数行につながります。
「内心ホッとしている」とは書きましたが正直2日間くらいは怒りに似た悔しさが渦巻いてました。
自分のための行動ではなかったのになぜこんなに悔しさが湧いてくるのか考えてみたらそれは逆に、絶対にその方が地域の将来につながると思っていたから。
そして、こちらの覚悟のほどを結果として理解してもらえなかったのが残念だったから。

まぁいつまでも怒っていてもしょうがないので、自分の実現したかったことをいかに違った形で実行するか。今はそればかり考えています。
あまり具体的なことを書くとよくないので、ほのめかした表現ばかりになってしまってすみません。ただ、いずれ語れる日が来るかと思いますので、そのときまでお待ちいただけたら。

ちなみにこの「超訳 吉田松陰」、めちゃ読みやすいので吉田松陰がどんなことをした人なのか、どんな考えをしていた人なのか、吉田松陰から何が学べるのか、そのあたりの入門としてはオススメです。2025年2月時点で60万部突破)、この○万部というのが見るたびに変わるので今めちゃ売れているみたいです。
ただ、あまりに超訳ですので、これを読まれた後本人の著書(または解説本)を読むべきかと。少なくとも留魂録くらいは読んでおくべきかと思います。日本人として。

今回のブログは以上になります!

【以下、追伸です】
※こちら、弊社の運営する京丹後市間人の地域活性化事業「umayado town」のinstagramです。フォローいただけると代表の谷口が手をたたいて喜びます。
https://www.instagram.com/umayadoshokai/

※こちら、umayado townのwebsiteです。
http://umayado-town.jp

※umayado town で運営している貸別荘。ご予約はこちらから
↓↓
【taiza play】
大人が楽しむ!に特化したラグジュアリー貸別荘。ビリヤードに卓球にレトロアーケードゲーム。そして広々キッチン。こちらも海水浴場徒歩2~3分。ご利用いただいたグループにサービスで京丹後の美味しい日本酒プレゼント。詳細はこちら。
https://umayado-town.jp/house/taizaplay/

【taiza house】海まで徒歩1分、絶景のベランダからBBQもできるリーズナブル貸別荘。
https://umayado-town.jp/house/taizahouse/

【taiza child】
子供が楽しむ!に特化した貸別荘。屋根付き屋外BBQ!海水浴場も徒歩2~3分。
https://umayado-town.jp/house/taizachild/

 

タイトルとURLをコピーしました