週に一回のブログを再開後、諸々の事情により三回目にしてサボってしまった、未来創造マネジメント/umayado townの谷口です。
ということで2週間ぶりの更新になります。
ブログ再開したとはいえ、休載時点と環境が大きく変わったわけではないので、こんなこともあります。今後もありえます。あらかじめ宣言しておきます(笑)
さて今回は、年の瀬ということで、年末年始にしかできないお話しを。
年末年始の休日をいかに過ごすか
もう今日は12月29日。早いものです。
#人に会うたび「年がたつのがホントに早い」という話しや「病気や自分の健康」の話しばかりするようになったのは年をとった証拠。
年末に向けて仕事をしているときには、さすがに今年中に終わらせないといけない仕事が山盛りですので、多くの人が多忙なことになると思います。
しかしその仕事が終わってしまうと年末年始はさすがにほとんどの人が休日だろうと思います。
そこで、「さてこの休みの日を何に充てるか」ということになるわけですが、我々経営者はやはり仕事にあてましょう。
#かといって家のことを放置すると家族にキレられる
ここでいう「仕事」とは日常業務のことではありません。
まぁ日々忙しすぎて日常にやるべきだったが後回しにしてきた事務仕事などがある場合はそれももちろんありなのですが、ここではそういうことではなく、ぜひ今年の反省と来年の抱負・目標・計画、というところに時間を充ててほしい、ということです。
新年の仕事・業務がスタートしたときに、これがちゃんと整っている人とそうでない人とでは、最初のスタートダッシュに大きな差が生じてきますから。
なぜこのタイミングで考えるのか
それではなぜわざわざこの年末年始のお休みのときにこういったことを考えるのか、というと、それは当然、「誰にも邪魔されない時間だから」です。
日常はどうしても自分一人だけの時間というわけにはいきません。いろんな人から連絡が来るし、急な仕事の依頼もあるし。
よく言われていることですが「大切な仕事」「重要な仕事」には「緊急性の高い仕事」と「緊急性の低い仕事」があります。
日常はこのうちどうしても「緊急性の高い仕事」を優先してしまいます。
当然これはこれで間違ってません。重要性が高くて緊急性の高い仕事は放置するとクレームに直結するなど会社に痛恨の一撃を与えてくれますから。
しかし問題は「緊急性の低い仕事」。
緊急性が低かろうと、重要であるには変わりないのです。
同じだけ重要性が高いにも関わらずこれを放置すると、今会社がどうこうなることはなりませんが、ジワジワと時間をかけてダメージを受けることになります。
「抱負・目標・計画」というものはまさにこれ。
設定しないからといってすぐに会社がつぶれることはないですが、こういったことをちゃんとしている会社とそうでない会社では着実に差がついていって、数年後には到底追いつけない大きな差となって現れてきます。
そして最終的につぶれてしまうのは、こういった地味な積み重ねができていない会社です。
必ずしも、ということではありませんが。
このように「重要性は高いけれども緊急性の低い仕事」というのはとても大切であるにもかかわらず日頃は日常業務に埋もれて手つかずになるものです。特に小零細企業の経営者はプレイングマネージャーがほとんどですから、なおさら。
経営者にとってのONとOFFの境界
こんな話しをすると、「経営者には盆も正月もないのか!」ということなのかもしれませんが、ある意味そうなのかもしれません。
私はお盆と年末年始、こういった時間を取ることができるのでワクワクします。
そんな意味で私にとってのONとOFFの境界線は、非常にあいまいです。
でも経営者ってそんなもんですよね。
完全にOFF、みたいな日であっても頭の中は常になんらかのアンテナが張られてますから、やってることはOFFでもそこに仕事思考が入り込んでくることは普通にあります。
というか経営者はこういうことが楽しんでできる類いの人間がなるべきものなんじゃないかと思います。
経営者はどれだけ小さい会社であってもその会社の存亡に関わる存在です。
「毎日気を緩めることなくガツガツ仕事をしろ!」
と言っているのではありません(これは本当にカラダに良くないです)。
頭の中は常に会社のことを考えている、特に会社の未来のことでワクワクしているという状態であり続ける、というのがベストなんじゃないかということです。
会社の未来は、それが近い未来のことでも遠い未来のことでも、
そもそも塞ぎ込みながらマイナス思考で考えるものではありません。
とりあえずこの年末年始、楽しみながら「この1年どんなことに取り組んでやろうか」と考える時間にしていただけたらと思います。
それでは次回は年明けになります。
皆さま、良いお年をお迎えください。