深い眠りのために取り組んでいること。

良い睡眠は、人間が豊かな生活を送るために必要なものです。
次の日のいい仕事のためにも。
今日は私が「良い睡眠」のために考えていることを。

布団から顔を出しているのは、バンドウイルカです。

なぜ「睡眠」について考えてきたのか

睡眠がいかに大切なことかということは、
今更触れることもないかと思います。
寝てる間にいろいろ体の中をリセットしてくれていますから、
睡眠の時間が足りていても、
その質が悪いといろんな問題が出てきます。

私は基本的に眠りの浅い人です。
かつては寝ているときにそーっと人が入ってきても目が覚めるという、
お前はデューク東郷か、というような状態でした(笑)。

今でも朝起きるのは、スマホの目覚ましをバイブレーションモードで設定して
布団の上に置いといてもそれで起きられます。
他の人に迷惑をかけない、いい起き方ですw。

ですから、どうやったらより深い、いい睡眠ができるかなぁ、
ということは自分なりにいろいろと考えて実践してきました。
その成果もあって多少なりとも昔にくらべてましになっています。

もし同じように悩んでいる方がおられたら参考になるかと思い、
私のやっていることをご紹介。
専門家でもなんでもないですから、その効果には一切責任をもてません。
あくまで参考ということで、自己責任でお願いします。
まぁ実践してみて何か被害を被るような内容ではありませんが。

夜ご飯の量を控える

人間の体は睡眠中に脳を休ませているだけではありません。
体の隅々をクリーニングしてくれています。
しかし夜(しかも遅い時間)にたくさん食べてしまうと、
寝るまでの間に消化が進んでいませんから、
寝ている間にパワーを消化の方にまわしてしまうことになります。

結果として睡眠の質が悪くなります。

理想は寝る2時間以内は食べないのがいいようですが、
仕事の関係上どうしてもそれができない人もいるでしょう。
その場合でも、食べる量は適度に控えるのがいいと思います。
私の場合、「ちょっとたくさん食べたな」と思ったら、
だいたい間違いなく次の日の寝起きの気分が悪くなります。

お酒も同じことですね。
深酒をするとパワーをアルコールの分解の方に使ってしまいますから、
どうしても頭がスッキリしない質の悪い睡眠になってしまいます。
ただ寝つきの悪い人は睡眠導入のためには便利ですので、
そんな人はほんの少しだけお酒を飲んでから寝るというのが
一番いいようです。
どの程度の量がいいのか、というのも個人差があるかと思いますので、
その辺も自分でいろいろためして調整、という感じですね。

頭の中を整理しておく

これ、大切です。
特に経営者のように日々考えることが多すぎる人は、
まさに寝ても覚めてもいろんな諸問題について考えています。

起きているときに考えていることを夢の中でも考えてるって、
なんか損した気分になります。

先ほど、寝ている間に脳が休んでいると書きましたが、
実は脳は全然休んでません。
寝ている間にせっせと頭の中を整理してくれています。
そうやってちゃんと整理された状態で朝起きると非常にスッキリ起きられるわけです。
しかし悩みが多すぎると、
寝ている間に整理しきれませんし、
それ以前に寝ている間もそのことばかり考えている状態になってしまいます。

ですから私は、起きている間にどれだけ頭の中を整理しておくかということを
大切にしています。
 起きている間に、頭の中を整理しておく
 →いい睡眠になる
 →起きている時間の頭の回転が良くなる
 →起きている間に、頭の整理をしておくことができる
という好循環が生まれます。

忙しくなって、起きている時間に自分の今抱えている問題課題が
整理されていない状態で寝てしまうと、
今でも朝スッキリした状態で起きられないように思います。

今書いているこのブログだってそうです。
朝の出勤前にブログを書ききることをルールにしていたときは、
書くことが決まっていないと、
「明日、何書こう?」という課題を抱えたまま眠ってしまいます。
すると夢の中で考えてしまいます(笑)。
そしてそれはいやなので、
基本的に前日に翌日のネタを決めておくようにしています。

今は「出勤前までに書く!」というルール自体が
自分を追い詰めているんだということがわかりましたので、
一日の中でどこでもいいので書くという風に変えています。
すると不思議なことに朝の間に書けるようになりました。
人間、焦りは禁物ですね。

悩みについては、しょうがない。

人間悩みはあります。
私だってあります。けっこうあります。
わりと悩みを抱えやすいキャラです。
ですから敢えて、
「どうすれば悩みを抱えない仕事の仕方ができるのか」
ということを人より考えていると思います。

ただ人間生きている以上悩みはつきものですから、
どこまで行ってもある程度は抱えている状態になります。
経営者なんて基本、悩みの塊です。
ですがその塊を塊のまま置いとくわけにはいきませんので、
前述の「頭の中を整理しておく」ということを行って、
ある程度解決するようにしています。

具体的には自分の中に不安が芽生えてきたな、と感じたら、
自分の今抱えている悩みや不安の正体はなんなのか、それをキッチリ明らかにして、
それをどうすれば解決されるのか、ということまでの道筋をつけるようにしています。

ただその道筋自体がまた不安の種になったりもしますから、
もう、ある程度はしょうがないです。
このあきらめも、大事だとおもっています。

不安の取り扱いについてはこれだけで結構いろいろありますので、
また別の機会にお話しすることができれば。

枕を変える、枕を使わない

これはツール面からの切り口です。
今使っている枕が自分に合っているのか、
ということを振り返ってみるのもいいことだと思います。

私は結構肩幅があるので、
横を向いて寝ると首が曲がってしまってなかなかツライことになります。
ですから結構高めの枕を使っています。
しかしこれがなかなか問題で、
上を向いて寝ると首が上がってしまっていびきが出やすくなってしまうのです。

ですから今は
「今日は上を向いて寝たいな」というときには枕を使わず、
逆に「横向いて寝よう」というときには枕を使う、
という二段構えとなっています。

しかし基本は「無枕安眠法」ですね。
人によって向き不向きはあるようですが、
一度興味のある方は調べていただいて、実践してみてください。
そして自分にはまったら、取り入れていただけたらと思います。

昼寝をする

これは「夜の睡眠の質を良くする」というのと少しズレますが、
睡眠でもって一日の疲れをできるだけ除去する、という意味では、
私にとって、なにげに効果の高いものです。

私の場合、15分昼寝をすると、夜の睡眠は5時間でもほぼ問題がないような状態になっています。
ただし、頭がスッキリするとしても、睡眠中は内臓関係のケアもしてくれてますから、
睡眠時間が短いことで身体の方にダメージがあるかもしれませんから、
短い睡眠はオススメしません。

しかし「睡眠」を通した疲労回復として、昼寝は間違いなく効果はあります。
なかなか全員が全員、昼寝をできる環境ではないかもしれませんが、
午後からの仕事効率を考えても積極的に取り入れてよいものだと思います。

昼寝をするようになって、午後からの集中力があからさまに高くなりましたし、
その分夜の睡眠の質が向上したように思います(気のせいかもしれませんが)。

しかし昼寝の注意点は、寝すぎないこと。15分~30分くらいがいいそうです。
私は夜だけでなく昼間も寝つきが悪いですから、
寝始めから20分でアラームをセットして寝るようにしています。
ここは個々人で考えて調整してください。
寝すぎると逆に体が本格的な睡眠モードに入りますから、逆効果です。
寝れば寝るほどだるくなります(笑)

そして15時以降は昼寝しない、というのがいろいろ調べている中で現在の定説のようです。
15時以降に昼寝すると夜寝られなくなるそうです。
実験していないのでわかりませんが。


いろいろ調べてみるとこれ以外にもいろんな睡眠の質向上の方法があります。
一日の始まりは起きたときから、ではなく睡眠から。
睡眠はその日の終わりではなく、次の日の準備です。

自分にとっての最高の睡眠を目指して、試行錯誤を繰り返してみましょう!

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