失敗したら、具体的な対策を実行する。

日常生活をしていたら、たくさん失敗をします。
めちゃ基本的なことですが、
そんな失敗に対する対処法について。

デスクの上で、お茶の入ったコップを倒してしまい、大惨事に。ということで、フタ付きのマグカップに変更。

失敗を放置しない。

人間誰しも、普通に生活している中で、
当たり前のように失敗しますし、
当たり前のように、もの忘れもします。

でも問題は、このような失敗をしでかしたときに、
その失敗に対してどう考えるか、ということ。

結構大きな失敗をやらかしてしまって、
とても痛い目にあったとしても、
「もう二度と、こんな失敗をしないようにしよう」
と心に思うだけで、スルーしてしまっていること
ありませんでしょうか?

一見、反省しているようでいて、
実はこれはなんの反省にもなっていなくて、
実体としてはスルーしているのと同じ事です。

100%、とは言わずとも、
かなり高い確率で、再びやらかしてしまうのではないでしょうか。

皆さんも、心当たりありますよね?
私は、あります(笑)。

具体的な手段を決める、変化を起こす。

「同じ失敗はしないようにしよう」と心に決めても、
なぜ同じ事をまたやらかしてしまうかというと、
その反省に、「具体性」がないからです。
まさに、反省だけならサルでもできる、状態。

一度その失敗をしているということは、
自分はその失敗をする性質・性格を持っている、ということ。

ですから何かを変化させないことには、
同じ場面で同じことを繰り返してしまうのです。

そのためには、具体的に
「次は同じ失敗をしないために、○○をする」
と決めること。

私は、結構忘れ物が多い人間です。
そこで絶対に忘れてはいけないものについては、
「必ず身につけるものの上に置いておく」
ということをしています。

かつてメガネを日常的に身につけていたときは、
寝るときにメガネの上に置くようにしておきました。
メガネをしないなんてことは、120%ありませんでしたから。

今は目の手術をしてメガネをしなくなったので、
玄関の靴の上に置いておくようにしています。
さすがに外出するとき靴は履きますからね。

それでもダメなら次の手段!

このように、具体的な解決方法を定めて、
実際にそれを実行することで、
失敗は相当高い確率で減少していくでしょう。

しかし、その対策手段が不完全で、
具体的対策を講じて実行したにもかかわらず、
また同じ事をしでかしてしまうことは、普通にあります。

そんなとき、「それがダメなら、これではどうだ?!」
と、次の手段を決めてやってみましょう。

その失敗の種類によっては、対策が難しいものもありますから、
一発で決まらないことも、ままあります。
こういう場合は試行錯誤。
これに限ります。

とにかくいろんなことを試してみて、
少しでもミスが少なくなる道を模索します。
その失敗が、被害が大きいものであるならば、
多少の投資をするのもアリです。

生活も仕事も経営も同じ。

同じ失敗を繰り返さないようにすること、
日常生活の場面を前提にお話ししてきましたが、
これは仕事の場面でも経営の場面でも同じことです。

仕事の場合、いろんな人に迷惑をかけてしまったり
信用問題にも関わってきますから、
日常生活よりも、圧倒的に重要ですよね。

しかし、日常生活で、「ミス→対策」というクセをつけておけば、
仕事の場面でも同じように自然と対策をするようになります。

逆に言うと、人間一事が万事で、
日常生活でできないことを、仕事のときにできるとは思えません。
だからこそ日頃の生活の中で、
「失敗→対策→不完全→対策→完成!」
という工夫をすることが大切。

別に失敗のない完璧な人間を目指そうというものではありません。
私もいまだに忘れ物だらけですし。
ただ、常々
「どうすればいいだろう?」
というフィルターを通せるようになる。
それが大切なのだろうと思うのです。

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