過大広告よりも、過小広告の道を歩みたい。

人によって、いろんな考え方があるだろうとは思いますが、
私は自分を過大にアピールすることが好きではありません。
その理由などについて。

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和歌山で出会った逆詐欺定食屋さん

仕事の関係で、月に一度は泊まりで和歌山に行くのですが、
その時結構な確率で訪れる、昭和の空気感満載の定食屋さんがあります。
そこで出てくるカツカレーが、冒頭の写真です。
なかなかのいかつさです。

これを頼んでる時点で、
「あんた、痩せる気ないやろ」
と思われても仕方がないレベルです(笑)。
毎日こんなボリュームの食事をしているわけではありませんので、誤解のないように。

しかしこのお店、おもしろいのは、
店頭の食品サンプルはこんな感じ。

カツカレーとトンカツ定食の違いはありますが、
トンカツ定食でも、このカツカレー並みのボリュームのものが提供されます。
これぞ、まさに逆詐欺w。
まぁたくさん食べるつもりのない人がどう感じるかはわかりませんが。
ちなみにボリューム勝負の店ではなく、いろいろしっかりと美味しいお店です。
ですからお昼時は時間を少しずらさないといつもいっぱいです。

しかし世の中、この逆の方が圧倒的に多いのだと思います。
サンプルやメニュー表に載っているものよりも劣るものが提供されることの方が一般的ですよね。
少なくともそれを超えてくる、というのには、
まず出会わないだろうと思います。
だからガッカリさせられることも多いのです。

過大広告への苛立ちと、その弊害

最近はネットを見ていて自動で出てくる広告にしても、
書籍のタイトルにしても、
この「過大広告系」が非常に多いように思います。
こちらもすぐに学習できますから、実害はそれほどないわけですが、
過大広告であることがあからさまにわかるものがバンバン目に触れるので、
非常に目障りです。

そしてたまに惹かれてうっかりクリックしてしまいそうになるので、
また腹が立つ(笑)。

過大広告の弊害は、一度は売り上げにつながるにしても、
それを購入した人はもちろん満足するわけはありませんし、
むしろ低評価に終わりますから、二度と購入することはありません。
わかりきった話しですが、
これはビジネスとしては長続きのするものではありません。

しかし過大広告ではないにせよ、
非常に背伸びをしたアピールや発信などをしてしまうことは
大いにあるだろうと思います。

ウソをつく気はなくとも、売上が欲しいがために、
自分の120%を表現してしまうのです。
サービス業においてこれは、逆に自分の首をしめてしまう恐れがあります。
その「120%」のイメージをもって顧客は購買を決断してやってきますから、
提供する側はその期待に応えようと120%の仕事をしようと頑張ります。
これが積もり積もっていくと、
大変にしんどいことになっていきます。

こうやって自分を追い込んで成長してくというスタイルの人もいるのでしょうが、
120%がうっかり110%になってしまうと、その時点で評価が下がってしまいます。

人間常に120%というのは現実的ではありません。
後々馬脚をあらわすことになり、
関係が次第に悪化していくことになり、
その部分でも、とてもしんどいことになっていくだろうと思います。

きっとマジメな人ほどそうなっていきます。
ですから、売上をあげようとするがために自分を大きく見せようとすることは、
私の考えとしては全くオススメできません。

逆詐欺の道を歩む。

ですから私は基本的に、「逆詐欺」の道を歩んでいくのが正解だと思っていますし、
そうありたいと思っています。
この道の何がしんどいかといいますと、売上が伸びにくいことです。
しかし何がいいかというと、
背伸びをしない分余計なストレスなく仕事ができるということです。

先ほどの120%表現する人の、完全に逆パターンです。

例えば発信やアピールを自分自身の70%から80%程度の表現にとどめておけば、
それを求めて来てくださる方に自身の90%の力を見せることができれば、
顧客側から見れば110%以上のサービスとなります。
余裕をもって仕事が提供できますから、その余裕が相手にも伝わり、
それが安心感にもつながります。

しかし事業として行っていく以上、
その発信やアピールや広告で、顧客を獲得しなければいけないわけですから、
これは逆にいうと
「80%の表現でも顧客をつかめるところまで自分自身のレベルを高めておく」
ということなんだろうと思います。

日々研鑽して、90%の力で顧客の期待に101%応えている状態にする。
そしてこの90%というのを80%や70%くらいにもっていくのが、私の理想とするところです。

私自身もそうですが、現状70%や80%の表現では
顧客になっていただけない可能性が非常に高いだろうと思います。
ただしその場合でも少なくとも自分自身の等身大を超えない形で発信したいものです。
その余白が自分自身の余裕を生み、
良い仕事を生み、
結果として顧客満足につながるのだろうと思います。

その余白の部分をどれだけ作れるようにしていくか。
ここが自己研鑽であり、独自性を磨き上げるということです。

勝手な過大評価を生み出さないために。

こちらがそんなつもりがないのに、
勝手に過大評価をして近づいて来られるお客様もいらっしゃいます。
これは自社の強みでない部分を、
「それも提供できるでしょ」
と勘違いされて来られる場合に多く見られる現象です。

でも自社の強みでもないし、そこを伸ばそうとしているわけではないので、
結果として顧客の不満を生み出してしまいます。
いわゆる「ミスマッチ」です。

いろいろな問題に発展する恐れを秘めた、このミスマッチ、
事業をやっている以上、ある程度発生してしまうものですが、
これが生じるのは、お客さんのせいではなく、
そんな勘違いをさせてしまったこちら側に問題があると考えましょう。

実際はどちらが悪いということでもありませんが、
そう考えておかないと今後またこのような不幸な関係を生み出してしまう可能性があるからです。

ですから私もブログで、
私は節税が嫌いです、とか、
土日の電話には基本出ません、とか
電話がかかってくることが嫌いです、とか、
税金のことよりも、この先の経営の話しがしたいです、とか
そんな発信をしているわけです。

ブログは確かにこれまでの発信が全て蓄積はされます。
しかし、そんな昔のものを読んでくださる奇特な方もそうそういらっしゃらないので、
もっとそれ以外の個別ページを、早々に充実させなければいけないと思っています。

今そちらに手を付けられていないのは単なるサボリですので、
大いに反省しています。
確定申告も終わったことですし、
ボチボチ日々少しずつ更新していかなくてはいけないなと思っています。


ちなみにじゃあ、私のこのブログは私の何%で表現しているかというと、80%とかではなく、割と全力100%ですw。
このブログは、自身の発信とアピールの目的もありますが、
同時に自身の発信力の強化であったり、
自分の頭の中の整理であったりという役割も持たせているものですから、
どうしてもそうなってしまいます。

これが「谷口の80%」と理解して、過度な期待を抱きすぎないよう、お願いいたします(笑)

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