皆さん、あけましておめでとうございます。
京丹後市の事務所に着いたところで、まだ暖まっていない極寒の部屋で白い息を吐きながらブログを書いている、未来創造マネジメント/umayado townの谷口です。
先日のブログの枕に、体重が減っていることを書きましたので、今回はそんなテーマで。
体重を落とそうと決意したきっかけ。
これまでも何度もダイエットしてはリバウンドを繰り返してきました。
そしてこの5年くらいは、高いところで安定していました。
「いつかは80kgに落とそう」とずっと思ってはいたものの、結局この20年以上できずじまい。
そんな私に3ヶ月前大きな転機が。
体がなんとなくだるい、やたら喉が渇くということのほか、様々なちょっとした症状が。
はい、知ってました。これらが糖尿の症状であるということを。
きっとそうだろうなぁと思いつつ市販の尿検査紙で検査してみたところ、真っ黒（正確には濃い藍色）でした(笑)。
人生100年時代、老後のQOLを良い状態で維持することは、豊かな人生を歩めるかどうかの最大のポイントです。ずっと前から境界線上にいたわけですが、ここに来て初めて「これはまずい！」となりました。
#どう考えても遅い。
私はこうと決めたら割とそれをストイックに突き詰めることができる人でもあるのですが、こと食事に関しては全くダメで、「自分はこれでストレス発散をしているんだ」というナゾの言い訳のもと、好きなものを大量に食べることをどうしてもやめることができず、自分でも「ある種これは病気だな」と思っていました。
しかし、そんなことを言っている場合ではない！ということで、いよいよ本気の体質改善を始めたのです。
でも病院で「あなたは糖尿病患者です」と診断されるのは悔しかったので、なんとしても自力で治してやると決めました。
自力でいろいろと調べまくり（ちなみに最終的に参考にさせていただいたのはこちらのブログ）、
自分で状況把握するために、血糖値の検査キットも購入しました（指に針で穴をあけて血を出すタイプ）。
96kgあった体重（過去MAX100キロを超えたこともありました）も、現在85キロ。
日々筋トレで体を追い込み、プロテインを飲んで筋肉を育てて、徹底的に脂肪を落としにかかっています。
現在おそらく、私史上最高の筋肉量。
食事も基本、飽和脂肪酸は極力摂取しないようにしています。
そして約3ヶ月あまり経過した現在、血糖値はだいたい正常値内でコントロールされています。
とは言っても、筋トレの追い込みが足りないのか、まだまだ完全に正常化したとは言えません。
とりあえずこの1月からは筋トレの回数はやや減らしつつも、現在の生活習慣を維持していこうと考えています。
「ダイエット」は成功しない。
これまで何度も痩せようと思ってできなかった私が言うのもなんですが、基本「ダイエット」というのは成功しないものだと思っています。
一度は痩せることができるかもしれません。しかし、そのあとリバウンドしてしまうのであれば、それは「失敗」です。
この世の中にはたくさんのダイエット手法が溢れています。
そしてそのほとんどに「○○ダイエット」と言う名前が付けられています。
実はこの名称がついている時点でその方法は間違っていると、私は思うのです。
適正な体重を維持できない、つまり太ると言う現象は、単純に考えると、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが前者に偏っている事が原因です。
もちろん筋トレによって筋力量を増やして基礎代謝を上げると言うことも必要ですが、これも結局日常的な消費カロリーを増やしていると言う事ですからまぁ同じことです。
つまりどのようなダイエットに挑戦しようとも、ある程度の成果が出てそれを中断した瞬間元の生活に戻るわけですから、リバウンドする事はあらかじめ想定されていることなのです。
もっと言うと、ダイエットを始めてから体重が減って最終的にリバウンドで体重が戻るまでがワンセットみたいなものです(笑)。
何を言いたいかといいますと、ダイエットを成功させるために必要なことは、一時的にダイエットをするということではなく、生活習慣そのものを変えてしまう必要があるということ。
〇〇ダイエットと言う名称がついている時点で、すでにそれは非日常であり、継続を（それも一生の継続を）前提としたものでは無いように思います（もちろん全てがそうだとは言い切れませんが）。
少なくともキャベツダイエットとかおにぎりダイエットなどといった、特定のものを食べ続けるダイエットはその意味で、リバウンドする未来しかないんじゃないかと考えています。
一生キャベツばっかり大量に食べ続けるの、イヤですからね。
だから取り組むべき事はダイエットをするということではなく、習慣を変えるということなんです。
習慣を変えるために。
私の座右の銘の一つは、「ゆっくりでも、とまらなければ、けっこう進む」です。
小さなことを積み重ねる、ということをテーマにしている人生ですので、
「習慣化する」ということについていろいろ考えてきましたし、いろいろ実践してきましたし、いろいろやめてきました(笑)（習慣をやめる勇気を持つことも、また大切です）。
ですのでこのブログでも「習慣化」をテーマにした記事を何度か書いてきています。
今回は「自分自身の将来のQOLを死守するため」という大きなモチベーションがありますので
習慣化をそれほど強く意識することはありません。それでもやっぱりいろんな誘惑に負けそうなときがありますので、いくつかの習慣化技術を発動させています。
・心理的ハードルをさげる
・とりあえず、手をつける
・いったん、期限を設ける
このあたりですね。
詳細は過去記事を参照ください。
この過去記事を書いていたときには自室での筋トレを継続していましたが、今回は「大きな筋肉をつける」ことが目的ですので、ジムに行かざるを得ませんでした。
その中でも心理的ハードルを下げるために、いろいろ工夫はしております。
期限は第一段階は12月半ば（人間ドックの日）までに血糖値を正常化する、ということでした。それは無事クリア。第二段階は「確定申告期限」。この日までに「筋肉を落とすことなく体重を80kgにする」という目標を設定しています。
ただここで完全に元の生活に戻してしまっては意味がないので、そこからは取り組み内容を少しマイルドにして現状維持をはかります。
これを苦もなくできるようになると、そこで今回の習慣化は完成です。
そんな意味で本当にこの一連の減量（および糖尿病からの脱却）を「成功した！」と断言できるのは1年くらい先になってからですね。
まぁこんなブログを書いてしまったので、有言不実行は恥ずかしいということで、やらざるを得ないでしょうが。
今日こんな記事を書いたのは、それが目的でもあるのです。
