未来創造ブログ、再開。

プライベートとビジネスの双方でとんでもなく時間を要する事態が発生したので、
2022年5月からお休みしておりましたこのブログ、
状況がそんなに大きく変わったわけではありませんが多少は落ち着いたので
一週間に一度ペースで再開しようと思います。
今回はリハビリを兼ねて、再開にいたった理由やその他雑感など。

なぜ再開したのか

休載までは毎日2000字以上というルールで更新し続けたこともあり、
ブログサイトの検索上の信頼度が高まっていたからか、
休載しても(というかむしろ休載後)にブログ読者が伸びていき、この半年間もほぼ横ばい。

このまま放置するのももったいないので、今後も少しずつ書きためていこうと思います。
とは言っても私の時間は有限ですし、私のテーマの一つは「人生、追い込まない」ということで、
文字数も「絶対2000字」ルールは排除しながらやっていこうかなと思っています。

なぜ休載したのか

休載の理由は、先ほどお話しの通り、
プライベート面と仕事面の両方で費やさないといけない時間が相当に増えてしまったため、
何かを削らないとどう考えても1日24時間では足りなくなったこと。
ただし一定の睡眠時間は確保した上で。
私はショートスリーパーではありませんから。

プライベート面はここで書くようなことではありませんので、皆さんの想像にお任せするとして、
仕事面では新たに開始した事業が本格稼働を始めたからです。
その新たな事業、ひょっとしたら休載前のブログでも書いていたかもしれませんが、
地域活性化事業です。
場所は京都の最北端である、京丹後市。
しかもその中の丹後町間人という狭い狭いエリアです。
間人と書いて「たいざ」と読みます。
人によってはピンとくるかもしれませんが、超高級ブランド蟹「間人ガニ」の間人です。

事業の比率

この地域活性化事業を合わせて弊社の事業の柱は
「税務」「コンサル」「地域活性」
の3つになったわけですが、
その比率は私の頭の中で3:4:3くらいです。
税理士のくせにいかに税務に軸足を置いていないかがご理解いただけると思います(笑)。

粗利益比率としては、
地域活性化事業が2025年には全体の50%を程度になる見込みです。

何も税務をないがしろにしているわけではありませんよ。
当然のように正確な税務処理を期して業務を行っていますし、
必要な節税提案や税務アドバイスはちゃんとやっているつもりです。
ただ自分の興味の向く先がそこではないということ、
税務に対してそこまでの期待をしていない、ということ。
特に小零細企業を対象としている当社にとって、できることがあまりに少なすぎるので。

顧問先の皆さんにとってより必要なのは、過去のことより将来のことであって、
求められるのは税務よりもコンサルであることは明らか。
そこに地域活性が乗っかった、という形です。

多角化は重要。

結果として事業の多角化を進めることになりました。
この「事業多角化」、その是非は人によって結構まちまちです。

その中で私は「多角化推進派」。
なぜなら時代の変化のスピードが10年前とは全く異なるから。
そしてそのスピードは当然のようにこれからますます加速していくと考えられるから。

今の事業がそのまま5年後通用するとは到底思えませんし、場合によってはその事業の存在そのものが跡形もなく吹っ飛んでしまう可能性もあります。
だからこそ今の事業がちゃんと成立している間に、別の事業の柱をしっかりと立たせておく必要があると常に考えています。

事業というものは「自社の経営資源をいかに活かすか」にかかっています。
要はよく言われる「強みを活かせ」ということなわけで、
だからこそ「一つの事業に専念するべき!」という考え方も生まれてくるわけですが、
その強みを活かせる世界というものは、
何もその事業の範疇だけではないと思っています。

「今、自社のもっている強みを組み合わせて、そこに何か掛け合わせることで新しいものが生み出せるのではないか」
この視点で物事を考えると、
相乗効果を生み出せる新たな事業の柱を生み出すことができます。
「事業」という枠組みではなく、
「経営資源の組み合わせ」という枠組みで物事を考えてみましょう。
その先に面白い世界が広がっています。

ということで、今後のこのブログは
「地域活性化事業」の視点からもいろいろ書いていけたらいいなと思っています。
だいたい1週間に1回は更新しますので、
たまに覗きに来ていただけるとうれしいです。

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