ブラウザのちょっと便利な使い方

PCでもスマホでもウェブサイトを見るためには、「ブラウザ」が必要です。
最近はブラウザ上で利用するASPも増えてきましたので、
ますます重要になりました。
私のトリプルディスプレイの一番右は、
常にメインブラウザであるGoogleChromeが立ち上がっています。
そこで今日は、仕事の効率をあげるために私が実際にやっている、
ブラウザを使用する上でのちょっとした工夫について。
（基本、GoogleChromeでのやり方を解説します）

1 複数のブラウザを使う。
2 ブラウザを立ち上げたら同時に複数のページが開く
3 ニュース画面が出ないようにする
4 ブックマークバーを広く使う

複数のブラウザを使う。

私は基本、GoogleChromeをメインで使用していますが、
たまにEdgeも使用します。
国や地方公共団体、銀行などが作成してくるようなお堅いツールの中にはたまに、
microsoft基準で作られているため、Edgeにしか対応していないという
時代錯誤なものがたまに存在します。
これは使わなければ仕方がない、というレベルですのでまた別の話し。

それ以外で２つのブラウザを使っている理由は、
「アカウントの使い分け」です。
例えば私、amazonはプライベートの買い物と
仕事の買い物で使い分けた方が便利ですので、
２つのアカウントを持っています。
ブラウザにはアカウントとパスワードを保存する機能がついており、
一度ログインするとその後は自動的にログインできるモノが多いのですが、
私のamazonのように同じサービスで２つのアカウントを使用しているとき、
その切り替えが面倒なのです。

なのでGoogleChromeで立ち上げたamazonは仕事用、
Edgeで立ち上げたamazonはプライベート、
という形で使い分けているのです。

SNSなどで複数のアカウントを使用しているときにも使えると思います。
これ、思った以上に便利ですので、同じような環境になっておられる方はぜひ。

ブラウザを立ち上げたら同時に複数のページが開く

これは、わりとメジャーになりつつあると思います。
通常ブラウザを立ち上げると、そのブラウザで設定されたホームページだけが開きます。
しかしいろんなページを常に開いて仕事をするようなときには、
ブラウザを立ち上げて、あれを開いて、これを開いて、といろいろ大変です。
そこでブラウザの「起動時」という機能を利用して、
ここに複数のページをセットしておくと
ブラウザの立ち上げと同時に必要な複数のページが全ていっきに開くようになり、
とても便利です。

私は、
仕事用カレンダー、
プライベートカレンダー、
GoogleDrive、
業務進捗スプレッドシート、
業務用データベース
などが同時に立ち上がるようセットしてあります。

やり方は、左上のGoogleChromeの設定ボタン（点がタテに３つ並んだボタン）を押して
「設定」を選択し、左側に出てくる「起動時」を選びます。
その中から「特定のページまたはページセットを開く」を選択し、
新しいページを追加していくと、設定ができます。

ニュース画面が出ないようにする

ブラウザを最初に立ち上げると、余計なお世話なのですが、
ニュース画面が出てくるようにセットされていることがあります。
ニュースのタイトルって良くできていまして、
一度目に飛び込んでくると気になってしまって、それを開いて読んでしまうという、
「時間を無駄に過ごす行動」に走ってしまいがちです。
なので、ニュース画面など見ない方がまし。
最初にシンプルなGoogle検索画面だけが出てくるように設定し直します。

GoogleChromeの場合は先ほどの「特定のページ・・」と同じやりかたなので、
これはEdgeでの解説です。
まず右上の「設定など」ボタン（点が横に３つ並んだボタン）を押して「設定」を選択。
左側から「[スタート][ホーム]および[新規]タブ」を選んで、
一番上の「Microsoft Edgeの起動時」にある「新しいページを追加してください」を押します。
そしてここに、最初に開きたいページのurlをコピペなどで貼り付けたら完了です。

ブックマークバーを広く使う

よく閲覧するページはブックマークするだけでなく、
ブックマークバーに配置しておくと便利です。
しかしこのブックマークバー、範囲が限られていますので、
登録しすぎると画面からあふれる部分は結局姿が隠れてしまいます。
ですからここにできるだけ多くのページを登録したい訳です。
その時には、ブックマークの登録時にひと工夫。

ブックマークを登録するときには、その登録名で自動的に登録されます。
しかしそれぞれのウェブサイトには
ファビコン（ウェブサイトのシンボルマーク・イメージアイコン）が設定されていることが
ほとんどですから、
登録名を消してしまっても
ファビコンがあれば、判別できます。

そこでブックマークの新規登録時に
「名前」の中身を抹消して追加します。