食品・日用品の小売店を始めます。

ブログ更新をうっかり4週間もさぼってしまった、未来創造マネジメント・umayado townの谷口です。

今日は皆さんの経営の役に立つ話しというよりも、自社のことについて。
弊社が税理士・コンサル業の傍ら、京丹後市の間人という場所で地域活性事業をおこなっているということは、長くこのブログを読んでくださってる方はご存じだと思います。
そしてその一環で、間人で食品・日用品の小売店をオープンすることとなりました。

なぜ食品日用品小売業を?

この情報を初めて耳にされた方は、「なんでいきなり、しかも食品小売業?」と思われるかもしれません。
そもそも私だってこのタイミングでこんなことになるとは思っていませんでした(笑)。
*逆に言うともっと将来には、手をつけることになるだろうと考えていた。

間人というのは、京丹後市丹後町の中にある、人口1700人程度の小さな町です。
そして少し前までこの町に「スーパーにしがき間人店」というスーパーがあり、町の人はみんなここで買い物をしていたんですね。もちろん私もとてもお世話になってました。
ところがこのスーパーにしがき間人店が、去る2025年4月6日に閉店。
そのウワサ(というか、ほぼ確実な情報)を私が耳にしたのは今年の2月2日でした。
そこから2週間ほどいろいろ考えて、弊社がそれに替わる店舗を立ち上げようと決めました。
当初は5月半ば開業のイメージで進めていたのですが、いろいろ地元の論理に巻き込まれつつ、こんなにずれ込んでしまいました。
*ここ最近のブログの冒頭でのグチは、これによるものです。
ということで7月半ばを目標に、現在準備を進めています。

スピード勝負!

いつもこのブログで私は、「経営者は、スピード勝負」というお話しをしています。
この「スピード」というのは、経営判断についてもそうですし、決めてからの動き出しについてもそうです。
今回の件については、4月6日に既存スーパーが撤退してから現在進行形で、間人地域の人たちは不便で困り続けているということで、そこの部分も含めて早急に立ち上げる必要があります。
*だから元々は5月半ば開業予定だった。

なので決めたら即動く、ということで、場所はちゃんと諸々考えたうえで早々に決めてしまいましたし、不動産もすでに取得(正確には契約段階)済みで、改装の図面もあらかたできております。
もちろん不動産屋さんには、最終決済前から先行して建物を触り始めてOKとの許可をもらっています。
このペースでいかないと7月半ばは到底ムリ、ということで。

私たち、食品販売はおろか、そもそも小売業すら実際に自社の事業としてやったことはありません。まぁ普通にズブの素人です。
なのでとりあえず早々に店舗を開いて、走りながら考えるスタイルです。
どうせいろいろ考えたところで、不行き届きはたくさんでてきますから、とりあえず最低限の状態だけ作り上げて、その後実際に動き出してみて補正すべき点が出てきてからその優先順位をはっきりさせて少しずつ改善をかけていく、ということにします。
店を1日でも早くオープンすることが地域の人のためになりますし、結果この方がいろいろ効率がいいようにも思います。

誰もやらないことをやる

我々が間人で行っている地域活性事業には2つのコンセプトと2つの方針があります。
コンセプトは
「間人を次の世代へ」
「間人と奈良のかけ橋に」
そして事業方針は
「間人にないものをつくる」
「間人で誰もやらないことをやる」

コンセプトに関しては詳細はまた日を改めて。
事業方針についてですが、基本的にすでに間人にあるものはやりません。
ないものを作ることで、その町に新たな価値を生み出すことができますし、
あるものを作るということは、その町の既存事業者にケンカを売ることになります。
もちろん健全な競争は切磋琢磨による発展を生み出しますから全否定するものではないのですが、基本的には「間人からは何も奪わない」ということを大切にしたいと考えています。

地域活性事業の手始めとして最初に間人で貸別荘事業を始めたときも、地域に一棟貸し形態の宿泊施設はゼロでした(谷口調べ)。
しかしここには一定のニーズがあるのははっきりしてましたから、その分間人としては確実に観光客を取りこぼしている、ということですよね。で、この事業をはじめました。

そしてもう一つの事業方針「間人で誰もやらないことをやる」ですが、間人で他の人がするのであれば、それはその人に任せておけば良いのだろうと思うのです。
わざわざ私が手を下す必要など、基本的にはありません。
今回のスーパー問題だってそう。
地元から前のめりに、「スーパーが撤退したのなら、オレがやる」という人が出てきたら、何も私がリスクしょって踏み込む必要はありません。
でも誰もやらないんだったら、やらなきゃな、ということです。

もちろん何でもかんでもというわけにはいきません。
リスクを背負う以上、ある程度の勝ち筋というか、勝算みたいなものが見えていないと、それは継続できないものになってしまうので。
ただ「誰もやらない」ということはやはりそこに何がしかの障壁があるからこそ誰もやらないのであって、だからこそそこに踏み込んでいく価値というものがあるんだろうと思います。

そしてこれもいつもこのブログで書いていることですが、事業はそれを運営する我々自身がそれを楽しめるかどうか、ということがとても大切です。
今回これが最も大きなポイントになりました。
最初2週間考えたのも結局これ。
最初本当にそこには使命感みたいなものしかありませんでした。
だからその時点では「これは踏み込むべきではないな」という判断でした。
しかしいろいろと「あんなこともできるな」「こんなこともできるな」と考えているうちにワクワク感が生まれてきたので、そこで初めて「これは事業として、できる」という判断に至ったんです。

さてまだまだこれから始まる新たな事業。
どうなっていくものか、ぜひ見届けていただけたらと思います。

今回のブログは以上になります!

【以下、追伸です】
※こちら、弊社の運営する京丹後市間人の地域活性化事業「umayado town」のinstagramです。フォローいただけると代表の谷口が手をたたいて喜びます。
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